芦屋キャナルパーク
国体レーシングカヌー競技が芦屋で開催! 

国体のカヌー(フラットウォーターレーシング)競技が芦屋西浜と南浜の間のキャナルパークで10月6日(金)〜9日(月)まで開催された。会場は両岸が階段状の観客席になっていて全体設計がこのスポーツの為にされているようです。高校野球の聖地は甲子園、ヨットの聖地は西宮ヨットハーバー、カヌーの聖地は芦屋キャナルパークといっても良いでしょう。唯、周囲が住宅地だからスポーツ会場に付き物の大音量でアナウンスしたり、大応援したりは出来ませんが...  近くには兵庫県立海洋体育館のマリーナもあってよくここでカヌーのトレーニングをやっているみたいです。

 



会場内、テントの選手村...

この左側にももう一列テントが並んでいて、日本中から沢山のカヌーの選手たちがやって来ている。

   


阪神高速道路湾岸線の橋脚の下がカヌー艇の保管場所になっている。ゴール地点を越えた処にあって、ここからスタート地点まで漕いでゆくと丁度良いウォームアップになるわけです。
   



兵庫県の選手たち。背中を見るとリラックスしている様だから競技が終わった後かな?

スピードを追求する競技用カヌーは随分細身です。初心者が乗ったら直ぐ転覆しちゃうでしょうね。材質はカーボンファイバーを使ってハイテクな作りです。

   


選手たちのメイン通行路。

カヌーを海面に降ろすエリアが左手にあって、カヌーを軽々と肩に担いだ選手たちが行き来しています。
   

ゴール地点の観客席。スタート地点に向かう選手艇はこの前を通って行くので応援者に名前を連呼され張り切って漕いで行く。

   



カナディアンカヤックのゴール間近のトップ争い...

膝を立てて漕ぐのでダイナミックな動作だが安定性は悪そうです。このレースで一艇転覆して、救助艇が駆けつけていました。


   


救助艇は低床式の広いデッキを持つカタマラン(双胴艇)です。

救助された選手はひざまずき頭を垂れてがっくりしています。我々観客は気軽に見物しているが、県の代表できている選手は必死ですものね。レースの過酷さを表すシーンでした。
   



観覧の中には携帯用の椅子を持ってきたり、小型のテントの中で観戦する誠に用意の良い人もいる。



   



大会本部席テント...

大会中は色々とご苦労さまです。

   


女性四人のクルーがリズムを合わせて漕ぐカヌーがスタート地点に向かう。

一人漕艇カヌーの速い女子選手で500Mの距離を2分10秒ぐらいで漕ぎ抜けるから時速14kmぐらいですか、結構なスピードです。四人漕艇のカヌーならどのくらいの速度が出るんでしょうか?

いずれ調べておきましょう。