ツーリズムシティ神戸
ロボットレスキュー2005・・・ 震災10年イベント
阪神大震災をきっかけに考案されたレスキューロボットコンテストが8月6・7日神戸国際展示場2号館で開催された。大震災で倒壊した街並みをシミュレーションしたフィールドにおいて、大学や工業系の14校のチームが『遠隔操縦の技術、被災者をやさしく扱う技術、複数のロボットの協調技術』を争う競技です。さしずめロボットの甲子園版でしょうか。

ポートアイランド神戸国際展示場2号館。ロボットレスキュー2005の会場のエントランス。
                                          

レスキューコンテストのステージ。14チームが競技し、まず得点上位4チームが決勝に出場決定!次に敗者復活戦が行われ、得点上位2チームが決勝に出場決定!決勝は14チームの内6チームで争われます。

災害で崩壊した街並みをシミュレーションしたフィールド内に被災者のダミーが3体が配置され、レスキューロボットがルールに従ってすばやく、優しく救助する競技です。2チームが競技するので同じ条件の1/8スケールのフィールドが左右に設定されている。拡大画像はこちら

展示ブースにおいて、レスキューロボットの調整中。ダミーが一体置かれ、救助の練習か?
このレスキューダミーは”ダミヤン”(エクソシストかキミは?)と名付けられおり、救助される時に過大な力や衝撃が加わえられるとセンサーが反応し、減点の対象になります。拡大画像はこちら

予選を控え懸命にレスキューロボットの調整をする各チーム。14校が参加しています。皆さん熱心に作業中で熱気ムンムンです。


競技には参加しないが、各ブースに展示されていたレスキューロボット。災害にあって崩壊した建築物の中に入りこんで作業する構造になっているので、パーツがフレキシブルに伸びたり、たたんだりしてサイズを変化させ隙間に入り込んでいく構造です。CCDを通して遠隔操縦します。

人間身体機能を拡張・増幅するする魔法のロボットスーツHAL… 詳細はこちら。サイバーニクスの技術を駆使して開発された。拡大画像はこちら

神戸発コラボロボのチラシ配布ロボット

ご存知おなじみのBANRYU。携帯電話で遠隔操縦し部屋の見張りに使える。詳細はこちら

メーカーがロボット型オモチャを展示したり、販売している。500円ぐらいからキットがあって安いし面白い。電子部品が安くなったってことでしょう。拡大画像はこちら

超有名なアクトロイド。目蓋の動きや、しゃべる時の口の微妙な開閉が繊細で恐ろしいくらい。顔だけ見ていると内部に魂が入っているんじゃないかと思えます。動画も見られる詳細はこちら。

富士通テンが展示していたロボット。片足立ちで四股をふんでいた左側はタカノハナ型。椅子にすわって動作をしていなかった右側のロボットは差し詰めオニイチャン型でしょうか。なんとなくそんなイメージがしませんか?
05,8,7