観覧船上で国体ヨット競技を見学した 

50年ぶりで兵庫県で国体が開催された。それぞれの県で選抜されたアスリート達が何万人も県内各地に訪れ色んな競技が繰り広げられている。兵庫県は日本海から太平洋に至るまでの日本の縮図と言われているぐらい何でもありの広い県なので、とてもじゃないが近郊ぐらいしか見学に行けない。インターネットで調べた処、西宮でセイリング競技があり、無料の観覧船も運航するとのことで、10月6日セイリング会場の西宮ヨットハーバーに行った。現地はテント村状態で満杯だ。若人の祭典は応援合戦も盛り上がって中々華やかである。昨日郵便局に行ったら、おじさんが「ロボタンの国体切手下さい」と注文していた。何のことかと思ったが可愛いマスコットの「はばたん」のことだった。

 


会場内、テントの選手村メインストリート

海の無い奈良県、岐阜県、山梨県、長野県なども参加して活気があります。中には自分たちでテントを増築してキャンプ用のテーブルや椅子を持ち込んで居心地良くリラックスしているみたいです。

   


兵庫県のテント内は割りと簡素な感じ・・・
地元だから特別用意しなくてもすぐ手に入るから身軽なもんです。

レースが終わったのか、女性二人のクルーがたたんだセールを保管中でした。
   



少年女子のFJ級のヨットでしょうか? 船体を水洗いしたりしてメンテをやっていた。

高校生でも地元の艇庫内で船体のリペアを自分たちでやってしまうのだから中々たいしたものです。

   


青年男子の470級のヨットがレース海面に出艇するところ

競技海面は沖合いのAエリア(芦屋側)とBエリア(西宮側)の二ヶ所で行われていて、一旦沖に出てしまうとレース状況がどのようになっているのか陸では分かり難い。
   

カモメも今日はえらい人が多いな〜 とでも思っているのか、ハーバーの間から競技艇が出艇していくのジ〜ット見つめている。


   



今から我々がレース見物の為に乗船する観覧艇…

無料にも関わらず当日は110人定員のところ、20人ぐらいしか乗船しなかった・・・ もったいないです。


   


西宮ヨットハーバーは東洋でもトップクラスの規模を誇っているらしい 。数多くの豪華クルーザーが係留されている。
   



観覧船の屋根上の甲板からレース艇の集団がハーバーの間を通り抜けていくのが見える。

先のカモメはこの様子を見ていたんですね。


   



遥か南芦屋浜の沖合い、Aエリアでもレースが行われていて、そのまた沖を巨大なコンテナ船がゆっくりと過ぎて行く。

   


観覧船の屋根上の甲板からレース見物の方たち。ヨットレースの見物は双眼鏡と望遠付きのカメラが絶対いります。今回それがよく分かった。

   


船内の客室も綺麗で中々良い感じ。解説者も乗り込んでマイクでひとしきりレース模様を説明していました。
   


2時間ぐらい海上で観覧した後、船が陸に戻るとスタッフのお母さん方が炊き出しをやっていた。無料サービスの豚汁と焼肉をゲットして美味しく戴きました。本当に何から何まで至れり尽せりでありがとうございました。