明石海峡大橋ブリッジワールド


2006年4月14日(金)明石海峡大橋の主塔屋に昇るツアー、「明石海峡大橋ブリッジワールド」に参加した。これに先立って、インターネットで予約し、申し込んであったが、まだゴールデンウィーク前であったせいか、スムーズに進行・予約完了した。当日は薄曇で肌寒い気温でしたが、まずまずのツアー日和で一安心。以前、讃岐うどんツアーに高松までフェリーで渡った時は明石海峡大橋の下をくぐり抜けて行ったが、今回は橋のふところに入り込む訳です。

 


橋の科学館で色々と説明を受けた後、揃いのベストとヘルメットつけ、エレベータで遊歩道のある舞子海上プロムナードに昇る。


そこからツアーの一行は一列になって狭い階段を降り、一般人が通常入れない管理通路、非日常性の世界に誘導されていく。
   


海面からの高さ47mにある通路は風が吹き抜けるように、鉄製のスノコ状になっており、真下の海面がよく見える。普段、この通路は管理用車両の移動にも使用されている。頭上にはメインの車道が通り、周囲は計算されつくしたトラス構造の世界です。


通路に沿って、大口径の水道管、高圧送電線、大容量の通信用ケーブルなどが収納され、淡路島と神戸側を結んでいる。。

   


つり橋を支える主塔の基礎部分のケーソン。

画像では海に浮かぶスニーカーの様に釣り船が見えますが、ケーソンの直径は80Mあります。
   


さて、いよいよ主塔の内部に入りこんで、エレベーターで塔屋まで昇ります。

塔が斜めになっている構造上、昇降途中にレールが切り替わり時にかなりのショックがあります。

   



塔頂に到着。
皆さん感嘆の声をあげています。

工事・管理用に作られた場所だから、通常時は観光客は入れません。

夏に来ると、涼しくて良いと思うけれど、鉄板が焼けて暑いらしい。エレベーターの中もエアコンが付いてないんですよ。ゴールデンウイークの繁忙期前で、今が一番いい時期かも知れません。

   



神戸側の海岸より960M、海面上289Mの絶好のビューポイント!




   



淡路島方面を見る。

空気の澄んでいる時は左手に大阪湾一望でしょう。

   


真下の道路を見ると身がすくむ。


この海峡では西から東へ速い潮の流れがあり、大潮の時は時速20km近くに達するといわれています。

ケーソン部分で流れが乱れるのか、白く泡だってその痕跡が急速に移動していく様子が見える。。
   


神戸、舞子方面を見る。

空気が澄んでいれば、遠く播州までみえるかも。
右手には神戸空港の飛行機発着も見えます。
   


帰り道、地上47Mの遊歩道より中国の革命家、孫文ゆかりの六角堂「孫中山記念館」が見える。移築された後も修復中なのか、工事用ネットが張ってあった。
   


舞子海上プロムナードの途中にある展望レストランで一休み。冷えた体に熱いコーヒーがウマ〜。

ガラス越しに見える明石の海岸も良い景色だね!
今日は良い一日であった。