ツーリズムシティ神戸
豪華客船「飛鳥」を見に行く
港町神戸の華は数あれど矢張り大型客船の入出航もその選択肢の一つでしょう。
目的地への急ぐ旅ではなく、その行程を楽しむ非日常性。悠々自適の旅です。
写真やメディアでよく世界の豪華客船が紹介されていますが、バーチャルではなくリアルにその威容を目にしますと、そのでかさ、豪華さ、かっこよさに驚嘆します。
白い巨大な山が目の前をゆっくり通りすぎて行く景観を見るチャンスが多いのは、神戸在住の特権ですが、皆さんそのありがたみを感じているでしょうか?。

というわけで2004年12月9日11:00ポートターミナル(入出航予定日もでています)へ「飛鳥」を見に行ってきました。ターミナルのデッキには見物なのか見送りなのかカメラ片手の人達が結構いましたが、停泊中は間近にいる船が大きすぎて全体像がつかめない。横に長い巨大なマンションの一部を眺めているようなものです。

そこで港を離れ進行中の船を真横から手に取るように見られる絶好のビューポイントをご紹介しましょう。
神戸大橋を渡ってポーアイ(ロコが呼ぶポートアイランドの愛称)に入ります。そのポイントの詳しい場所の地図はこちら。このポイントで撮影した画像はこちら

ここではハーバー(波止)の間の水道を抜け、まさに神戸港沖に出ようとする船の姿が見えます。ポーアイ北東の突端なので車はほとんど通らないのどかな所です。おじさんが一人のんびり釣りをやっていました。対岸には六甲アイランドのガントリークレーンが林立しているのが見えます。

この記事に触発されて船を見に出かける方は周りは倉庫やコンテナ置き場でおおよそ飲食店の一軒もない殺風景な場所ですが、車にキャンプ用のテーブルと椅子を積んで現地で神戸ワインの赤でも飲みながらのんびりと見物すると良いでしょう。海側から見た六甲山や神戸の街並みがBGになりお奨めです。