初めにお断りしておきますが、「さざえさんの時代の生活道具」とテーマ付けしたのは私の独断です。芦屋市立美術博物館はこんな偏ったテーマはつけていませんので、誤解のないようにお願いします。

2月末に昭和時代の生活道具の展示会があったので芦屋市立美術博物館に行った。庶民が家庭生活で日常使用していた道具類ばかりですが、パンフレットを見るまで名前の分らない物もありました。懐かしいな〜 ・・・と目を細める人や、へ〜 ・・・何に使う道具だろう?見たことも無い... と思う平成生まれの人も多いんではないでしょうか。まさに昭和は遠くなりにけりですね。

私は展示品を見て廻っている時に「波平やフネ、サザエさん等の磯野一家が漫画の中で使っていそうな物ばかりだな!」と思い当りました。長谷川町子の漫画はまさに庶民の生活や時代を映す、優れた作品なんでしょうね。
 
ちゃぶ台で食事をし、終わると脚をたたんで片付けた。昔の家は狭かったから。 箱膳は客用の食事で使った。日本式の旅館では今でも使っているでしょう。 ご飯のお櫃と保温用のふご...  後ろは皿に入れたおかずを保管する水屋
初期の重そうな電気アイロンとアイロン台 裁縫箱と伸子針?か... たらいと洗濯板... こすりつけて洗ったか?
足踏み動力のシンガーミシン 東芝製電気炊飯器 片面焼きのトースター
かなり時代物のラジオ SP用の蓄音機 分銅量り