神戸みなとがわ新鮮市場  第一回 東山商店街 

KOBEみなとがわ』によると神戸新鮮市場は『湊川商店街』、『湊川市場』、『ハートフル湊川』、『東山商店街』、『マルシン』などの3つの市場と2つの商店街の連合体なのです・・・ と説明されている。
地図でみると南北に長く連なり複雑な構成のメガ市場で、初めての訪問には迷路のようで分りずらい感じです。
私的には市場の活き々したディープな生活感が大好きなので、旅行者感覚で神戸市民の歴史ある台所を訪問してみることにしました。その第1回目は『東山商店街』の北端のから始まり、南に下ってのご紹介です。



人通りが多い『東山商店街』北側の入り口。通路は狭く2mあまり、この地点からアーケードが始まる。道の両側に品物を並べ、毎日が縁日のような感じの極めて庶民的な通りです。拡大画像はこちら

入り口右側には和菓子の店。
お弁当や果物の形をした可愛い和菓子や、夏向きの涼しげな御菓子をすだれを拡げた上で売っています。

可愛くなくちゃお菓子じゃないよ!といった感じです…全く。
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立ち食いの串かつの店。
アルコール類は置いてなくて、昔懐かしいビー球の入った一本70円のラムネを飲みながら、新鮮な材料の串かつは美味かった。

全品70円で、夕食のおかず?にまとめ買いされていました。
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一束100円からあった生花の店。
シャッターの裏で花束を作って表の箱に出すのを待ちかねて、飛ぶように売れておりました。


一袋100円からあった乾物の店。
豆やゴマ、ワカメやアラメの干し海草など無造作に並べ売っている。小売の原点のようで、年配者や少人数家族の消費者にはウレシクも親切な店です。

月5〜6万円も売れれば良いよ (これは私の推測です)…  といった感じですが、田舎の道端にある無人販売の店に近い。拡大画像はこちら


ホルモンのショウケース。
普段食べたことも、見たこともないプロの料理人御用達のオンパレード。
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北口からあるいて来ると『東山商店街』はこの辺で広場になり天井がドームのアーケイドになる。雨の日は各商店街のアーケイドをたどって500mほど南に下れば、多分濡れないで新開地の駅まで到着出来るでしょう。地元の人には便利な生活道路にもなっている。


神戸の漁港では朝と昼、一日二回出漁する。それだけに地元の魚屋では新鮮な商品が入荷されるということです。

和食の出し汁を取る時に使う昆布や乾物と魚の削り節の店。
和食の種類に応じて使うんでしょうけれど、昆布も削り節も色んな種類があるもんです。
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市場の華は矢張り、花屋でしょうか。色とりどりで、目を引きます。
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今から秋にかけて賑わう松茸。
時期的にもちろん外国産でしょうけど、それにしても一篭1000円とは安いですね〜。市場には思わず衝動買いしたくなる物が沢山ある。
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明るくて朗らかな販売員の方。カメラを向けるとニコニコとポーズをとってくれました。拡大画像はこちら


地面に直接置いた野菜や果物も市場では様になります。
20個以上入ったピーマンの一篭が100円とは・・・  肉詰めや野菜炒めなど、一週間ピーマン料理が食べられますね。


海老類と貝類の専門店。
お好み焼きに使ったり、味噌汁や中華料理にも貝は使われる。居酒屋やシェフも買いに来るそうな。
でも車海老10匹で900円とは安いよね!拡大画像はこちら


『東山商店街』のアーケイドは道路と交差する為ここで一旦途切れ、また始まり通路は狭くなる。


沖縄の郷土料理ラフテーの店。
砂糖の替わりに黒糖を使ってあって、試食すると美味いのなんの。
混ぜ物の無いやさしい味で、思わず買ってしまった。
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天麩羅ではなく天ぷらの店。
魚肉の練り物を形を整え油で揚げたものです。おでんの種物や煮物に使ったり、そのまま軽く焼いて食べると美味い。拡大画像はこちら


えらい繁盛していた肉屋。
理由はなぜか私には分りませ〜ん。
現地へいってショウケースをのぞいて調べて下さい。


2ヶ月にいっぺん当地に巡回してくる刃物研ぎのおじさん。
肉屋、魚屋、その他、市場に刃物は付き物ですからね。


ここが『東山商店街』の南端…  だと思われる。
東京の巣鴨商店街は別名「おばあちゃんの原宿」と呼ばれているそうな。行ったことはありませんが、こんな感じの店が軒を並べているのかも知れないと、ふと想像しました。拡大画像はこちら
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